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 星柄のパッケージで知られる紙巻きたばこ「セブンスター」が来年2月、発売から50年を迎える。これにあわせて、販売元の日本たばこ産業(JT)が来年1月、半世紀の歩みを振り返る限定パッケージを発売する。

 発売は1969年2月1日。煙を濾過(ろか)する活性炭を入れたフィルターを使った国内初のたばこだった。

 アポロ11号が月面着陸した年でもあり、当時の広告には「宇宙船内の空気をきれいにする活性炭素をフィルターに使いました。芳香は、もちろん最高です」との文句が躍った。価格は現在の5分の1の100円。発売数日で品切れになる人気だったという。

 半世紀たった今、健康志向の高まりなどから喫煙率は過去最低の17・7%に落ち込み、セブンスターの販売数量もこの20年で4分の1に落ち込んだ。各社は近年、火を使わずに煙が出ない「加熱式たばこ」へ軸足を移しつつある。

 10日に発表された限定パッケージは、アポロ11号の月面着陸やディスコのお立ち台など、半世紀の歴史を振り返る4種類をそろえた。JTは「お客様とともに長く歩んできたことを実感してほしい」(広報)としている。