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 LGBTなどの性的少数者が日常生活や就職活動の場で経験する課題について学び、大学が果たすべき役割などを考えるイベント「LGBTに大学ができること」が12日、佐賀市本庄町の佐賀大学で催される。

 同大ダイバーシティ推進室によると、性的少数者は日本の人口の13人に1人と言われる。同大ではこれまで、心と体の性別が一致しない学生が抱える健康診断やトイレの問題について対策を考え、本名とは別に使える「通称名」の使用などを検討してきた。その過程で「性的少数者にどう向き合えばいいのか」という声が聞かれたため、イベントを企画したという。

 イベントは2部構成。午後3時から、LGBTの就職支援などを手がけるJobRainbowの星賢人社長が、性的少数者としての自身の立場などから「LGBTと就活」の演題で講演する。同4時からは、星さんや佐賀大の性的少数者の学生らによる「トークセッション」があり、スマートフォンを使って来場者の質問も受け付ける。

 同室の荒木薫・副室長は「社会に出て行く若い人たちに、LGBTの方々が直面する困難を知ってほしい。その上で、色々な個性を持った人が活躍できる社会をつくっていってほしい」と話す。参加費無料。問い合わせは同室(0952・28・8393)へ。(岡純太郎)