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 滋賀県湖南市の市立水戸小学校にある「さくら教室」は、親の仕事で来日した外国籍の子どもが、授業に合流する前の「準備コース」だ。日系ブラジル人を中心に20人が在籍し、日本の言葉や習慣を学ぶ。

 言葉の壁や文化の違いから起こるいじめなどを減らそうと、市が11年前に始めた。学年も言葉の習熟度もバラバラなため、授業はいつも手探り。教材も、教員や子どもが手作りする。

 日本で生活する外国人は、平成2(1990)年の108万人から、平成30(2018)年の263万人まで増え、過去最多となった。一方で、受け入れ態勢は現場任せになっているのが現状だ。

 日本は19年からの5年間で新たに最大約35万人の受け入れを見込む。室長の望月幸夫さん(65)は「教育や医療、福祉など様々な受け皿づくりが必要。でないと、日本は自分勝手な国だと思われる」と話す。(内田光)

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