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 JAグループ熊本は9日の県大会で、県内に14ある地域農協の統合に向け協議を始めると決議した。各JAとの話し合いを進め、3年後の2021年の県大会までにどのような形で統合を進めるか検討する。

 統合で、管理部門や共済事業、信用事業(JAバンク)の機能を一元化する構想。農産品のブランド戦略を統一できるほか、広域的に農産品を集出荷し作業を効率化できるメリットもあるとしている。

 JAは組合員による協同組合のため、上部組織が強制的に統合を進めることはできない。そのため、各組織や組合員の意向を慎重に確認しながら、統合の形を検討する。

 将来的には、県の農協をまとめるJA熊本中央会を含めた一つの組織「JAくまもと(仮称)」の実現を目指す。参加を希望しない地域農協が出た場合は、一部の農協だけで統合を検討するという。(大畑滋生)