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 11日の東京株式市場は、日経平均株価が2営業日連続で値下がりした。終値は前日終値より71円48銭(0・34%)安い2万1148円02銭で、10月29日の直近の安値を下回り、3月下旬以来の安値水準となった。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は14・50ポイント(0・91%)低い1575・31で、年初来安値を更新した。出来高は14億7千万株。

 前日の米国市場でダウ工業株平均が小幅に反発した流れを受け、日経平均は53円高で取引を開始。その後、米中貿易摩擦や世界景気の減速懸念がくすぶり、値下がりに転じた。中国向けビジネスが多い機械や電機、景気に敏感に反応する鉄鋼株の下げが目立った。

 SMBC日興証券の太田千尋氏は「売り買いともに目立った材料はなかったが終日、小口の売りに押された」と話した。(大和田武士)