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 鹿児島県は11日、サツマイモのツルや根を腐らすなどの被害を出す「サツマイモ基腐(もとぐされ)病」(仮称)と「サツマイモ乾腐(かんぷ)病」の2種類の病原菌を確認した、と発表した。県病害虫防除所によれば、作付面積の約2割で被害が広がっているとみられるという。農林水産省によれば、鹿児島県の2017年のサツマイモ収穫量は、国内最大の28万2千トン。

 被害の報告は収穫が始まった今年8月ごろから11月ごろにかけて相次ぎ、薩摩半島の南部や大隅半島などで広がっている。これまで報告例があった「つる割れ病」に加え、新たに2種類の病原菌が確認された。原因を調査中で、被害のあった農家に対して苗床の消毒など呼びかけている。

 近く生産者や市町村の担当者らを集めて現地説明会を開く。(野崎智也、大崎浩義)