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 性別による役割意識や偏見をなくしたい。その動きを未来にどうつなげればいいのか、女性の働き方や生きづらさに詳しい2人に聞きました。

女性と労働に詳しい早大大学院教授:浅倉むつ子さん

 セクハラや医学部入試の女子差別は、1985年の男女雇用機会均等法制定後も職場で女性を対等な仲間と認めず、男性並みの働き方に達することが「平等」だと捉えてきた結果です。性別で差別されないと定めた憲法14条に反する人権侵害です。それを理解しない人が、大臣や大学幹部など責任ある地位にいることも明確になりました。

 「セクハラ禁止」と書いた法律が日本にはありません。裁判では不法行為として問えますが、自動車事故と同様、被害者に落ち度があれば賠償が減らされる過失相殺の発想がついて回ります。けんか両成敗のような解決を避けるため、セクハラをしっかり定義し、違法行為だと規定する必要があります。

 入試差別は、出産する医師が増…

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