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 北朝鮮が国外向けに製作した来年のカレンダーでは、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の誕生日とされる1月8日が、来年も祝日ではなく平日のままとなっていた。カレンダーは朝日新聞が独自に入手した。

 北朝鮮では、金日成(キムイルソン)主席や金正日(キムジョンイル)総書記の誕生日など、政治的な記念日が祝日になる場合が多い。重要な記念日の場合、5年ごとに軍事パレードなど大規模な祝賀行事が行われる。市民は行進やマスゲームなどの練習にかり出され、負担を感じているといわれる。

 北朝鮮には「週休2日」もないとされる。毎週土曜日には「生活総和」が職場や地区ごとに開かれ、相互批判や政治学習を行う。

 振り替え休日もないようだ。例えば来年8月25日は「先軍節」という祝日で日曜日にあたるが、翌日の月曜日は平日扱いだ。休日返上で労働を強いる「200日戦闘」「100日戦闘」などといった政治キャンペーンが始まると、さらに休日が減ることになる。(ソウル=牧野愛博)