天皇陛下の退位日決定にあたり、昨年12月に開いた皇室会議の議事録が「不存在」となっていた。出席者の証言では、来年4月30日退位とする政府方針に異論が出ていた。政府はそれを表面化させないために、議事録ではなく、簡易な「議事概要」の作成にとどめる判断をしたようだ。

 昨年12月1日午前、宮内庁の特別会議室。立憲民主党出身の赤松広隆・衆院副議長が手元の紙に目を落とし、意見表明を始めた。

 「退位と即位は出来るだけ早く行われるべきだ」「陛下ご自身も改元などで国民生活に支障が生じないよう、一番静かで区切りのよい時を願っている」「初日の出とともに、新天皇をお迎えするのが望ましい」

 複数の出席者への取材によると、政府が検討していた2019年4月30日退位に対して、18年12月31日の退位を求める異論だった。会議に議員として出席した衆参両院の正副議長、最高裁長官、宮内庁長官、皇族議員の常陸宮ご夫妻ら10人全員が意見表明したが、赤松氏以外は政府方針を後押しする発言だった。

 約20分の休憩後、安倍晋三首…

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