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 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(46)が米国の求めで逮捕された事件で、カナダの裁判所が11日、孟氏の保釈を認めた。中国政府はそれに先立ち、カナダの元外交官を北京で拘束。貿易紛争まっただ中の米国への直接的な強い批判は避け、カナダへの圧力を強めている。今後は、米国が求めている孟氏の身柄引き渡しが焦点になる。

 現地報道によると、保釈金1千万カナダドル(約8億5千万円)を支払い、追跡装置を身につけてバンクーバーにとどまることなどが保釈の条件。パスポートも当局に預け、午後11時~午前6時は外出禁止となる。

 保釈すれば中国への逃亡の恐れがあるとする検察の主張に対し、孟氏は「父が創業した華為の評判を傷つけることは決してしない」と反論。裁判所は「高い教育を受けた財界人で犯歴もない」とし、逃亡リスクは低いと結論づけ、保釈された。

 孟氏は米国の対イラン制裁をくぐりぬけるため、米金融機関にうその説明をした詐欺の疑いがかけられている。カナダの裁判所は今後、米国への引き渡しの是非を判断する。米国は逮捕から60日以内に正式に申し立てる必要がある。

 米専門家によると、カナダが犯罪容疑者の引き渡しを拒んだのは1999年からの15年間で5例だけという。ただ、もし引き渡しの判決が出ても上訴できるため、裁判は数カ月~1年以上かかる可能性もある。

 貿易戦争の「一時休戦」を打ち…

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