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 「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」(朝日新聞社など主催)が来春から、東京や大阪など全国8カ所を巡る。来年、日本とフィンランドの外交関係樹立100周年を迎えるのを記念した取り組みの一つ。フィンランド親善大使に就任した俳優の小林聡美さんらが12日、東京都港区にあるフィンランド大使館で「ムーミン愛」を語った。

 親善大使を務めるのは小林さんのほか、照明デザイナーの石井幹子さん、「左手のピアニスト」として知られる舘野泉さん、アイドルグループ「でんぱ組.inc」の藤咲彩音さん、デザイナーの皆川明さん、スキージャンプの葛西紀明選手の6人。

 小林さんはフィンランドを舞台にした2006年の映画「かもめ食堂」に主演し、「私にとっては最も親しみある国の一つ。毎日を豊かに暮らしているか、と問いかけてくれる」といい、「毎年ムーミン柄のマグカップを買って集めている。フィンランドのムーミンワールドも訪れたことがあり、とても美しかった」と話す。

 藤咲さんは今年、フィンランド人姉妹と「ピンキー!ノーラ&ペトラ」を結成した。ムーミンの大ファンで、「キッチンにミイのタオルがあるし、指人形は全てそろえている。食器もムーミンのグッズをそろえている」。

 皆川さんは「保育園のとき、ムーミンのテレビアニメがやっていたのを記憶しているが、スナフキンの含蓄のある言葉は、大人になってから感心した」と話した。

 石井さんと舘野さんは、ムーミンの生みの親トーベ・ヤンソン(1914~2001)と生前に交流があったという。石井さんは「展覧会のサイン会で会った。家族連れがたくさん来ていて、私も握手していただいた思い出がある」と懐かしんだ。舘野さんは、1964年にフィンランドへ移住し、トーベの家の近くに住んでいたという。「まだあの頃は今のようには有名じゃなくて、夜中まで話し込んだこともあった。私はムーミンを読んで語学を勉強していた」と話した。

 展覧会は、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで4月9日から6月16日まで。その後、全国7カ所に巡回する。大分県立美術館 6月29日~9月1日▽名古屋・松坂屋美術展 12月7日~2020年1月19日▽岩手県立美術館(予定) 4月11日~5月31日▽大阪展は詳細未定▽札幌芸術の森美術館 9月12日~11月3日▽熊本展は詳細未定▽静岡県立美術館(予定) 2021年1月23日~3月14日。詳細は公式ホームページ(https://moomin-art.jp/別ウインドウで開きます)で随時発表する。(森本未紀)