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 地元に伝わるトチの食文化を学んでいる智頭町立智頭小学校で14日、5年生(52人)が町内の芦津、五月田両集落の住民たちと一緒にきねをふるってトチもちのもちつきをした。外は雪が舞っていたが、芦津産のもち米と蒸し上げたつきたてのトチもちは熱々。5年生は「熱ー!」「いい匂い」と言いながらトチの実の薄茶色に染まったもちを丸めた。

 智頭小では毎年、4年生が9月に町内でトチの実を拾い、6年生は五月田の山に苗木を植える。5年生はトチもち作り。11月末には芦津集落のトチもち名人に教わりながらトチの実の皮をむき、アク抜き作業について学んだ。

 「真っすぐ下ろして」と住民らの声が飛ぶ中、5年生は「きねが重い」と悪戦苦闘。五月田集落から通う吉沢滉基君は「集落で毎年トチもちをつくけど、皮をむいてトチもちを作るのは初めてで楽しかった」。できあがったトチもちは、全校児童や先生たちにも配った。(斉藤智子)