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 迎春準備を始める「正月事始め」の13日、香川県丸亀市観光協会の職員らが、丸亀城の大手門のすす払いをした。南西部の石垣崩落などで観光客が減るなか、「天守は大丈夫」とアピールに力を入れている。

 城北側に立つ「大手二の門」と、すぐ奥の「大手一の門」は、いずれも国重要文化財。ササを先端に付けた長さ約5メートルの竹3本を用意し、6人が交代で二つの門の軒にたまったほこりやクモの巣を取り除いた。

 天守の入場者は2009年から毎年、最多を更新し、昨年は12万2591人。だが、今年は悪天候に見舞われた7、9月の落ち込みが大きく、11月までに9万9805人と昨年を約14%下回り、最多記録の更新は難しくなっている。

 「丸亀城お笑い人力車芸人」の風亀丸(ふうきまる)いわしてんぐさんも、すす払いに汗を流した。「天守は大丈夫だし、崩れた石垣とセットで見られるのもレアなので、ぜひ多くの人に来てほしい」と話した。観光協会は23日に大手門広場で、アイドルライブやビンゴ大会のあるクリスマスフェスタを開く。1月1~3日には、あめ湯を振る舞う予定。(三島庸孝)