[PR]

 佐賀県武雄市の国重要文化財「武雄温泉楼門」で13日、年末恒例のすす払いがあった。法被姿の従業員4人がササ竹を使って、この1年間にたまったほこりを落とし、新年を迎える準備を整えた。

 この日は年に1度の全館休館日。従業員や協力会社の社員ら約40人が、元湯など三つの大衆浴場と貸し切り風呂の浴槽をデッキブラシで洗い、機材も点検した。

 武雄温泉を経営する武雄温泉株式会社によると、元日は午前6時に元湯で「初湯開き」があり、訪れた入浴客におとそが振る舞われる。同6時半には全館の湯殿が一斉に開くという。

 岸川日出男総務課長(63)は「今年は夏場の猛暑や災害などの影響で、例年に比べ1~2%ほど利用者が減った。来年は心機一転して、新たな気持ちでお客様を迎えたい」と話していた。(安楽秀忠)