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 14日午前3時20分ごろ、富山県砺波(となみ)市鹿島(かのしま)の宮崎弘さん(86)方から出火、木造2階建て住宅が全焼し、焼け跡から性別不明の2人の遺体が見つかった。県警によると宮崎さん方は5人家族で、このうち4人と連絡が取れていない。

 砺波署によると、連絡が取れないのは宮崎さんと妻みのりさん(82)、長男の友之さん(61)とその妻のフミエさん(57)。友之さんの息子(24)は2階から飛び降り、右手首などを骨折する重傷を負った。15日も実況見分する予定だ。

 現場は北陸自動車道の砺波インターチェンジから南へ約2キロ。田んぼの中に住宅が点在する地域だ。

 近くに住む親戚の宮崎照子さん(75)は「玄関を開けると、バーン、バーンとすごい音がしていて、20メートルはあろうかという火が2階から夜空に上がっていた」と話した。近所の森田勇吉さん(71)は弘さん夫妻について、「畑でも田んぼでもいつも2人で仲が良い。まさかこんなことになるとは」と語った。

 友之さんと小中学校の同級生という近所の女性(61)によると、友之さんの娘が来年1月に出産予定で、2階の部屋を改装したばかりだったという。「本当に仲のいい家族で、ショックです」と話した。