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 熊本地震で被災した熊本市動植物園(熊本市東区)が22日、2年8カ月ぶりに全面開園する。ファンが再会を待ちわびる動物の一つに、中国の小説「西遊記」で孫悟空のモデルになったとも言われる黄金のサル「キンシコウ」がいる。国内では同園でしか見られない希少種だが、地震後、相次いで3匹が死に、残ったのはきょうだい2匹だけとなった。

 フェイフェイ(オス、19歳)とヨウヨウ(メス14歳)の2匹は15日、久しぶりの来園者に近づいたり、好物の葉っぱを食べたりと、リラックスした様子だった。この日は同園の復旧のため寄付をした人を対象に開かれた内覧会。地震以来初めて公開されたキンシコウをみた熊本市内の会社員橋本晃子さん(43)は、「毛並みもきれいで、動きも優々としている。今年になって悲しいニュースもあったけど、元気な姿が見られてよかった」と話した。

 キンシコウ(金糸猴)はオナガザルの仲間で、中国内陸部の標高が高い地域にすむ。夏場は毛並みが美しい金色となる。熊本市動植物園には1989年に最初の2匹がやってきた。神戸市や名古屋市の動物園などでも飼育されていたが、希少種のため中国に返還されるなどして、国内で残るのは熊本のみとなっている。

 熊本では、繁殖に成功するなど…

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