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 佐賀市の畑瀬信芳副市長が出張した際の感想を記した文章が、一緒に出張していた部下の感想の丸写しだったことが分かった。畑瀬副市長は「参考にした」とコピーを認め陳謝。議員からは「議会もかつて所感のコピーを指摘されたが、まだこういうことをやっているのか」とあきれる声が上がった。

 13日の市議会総務委員会で明らかになった。

 畑瀬副市長は企画調整部長だった6月10日、広島県に出張。前日に現地入りしていた担当職員とプロバスケットボールチーム「佐賀バルーナーズ」(佐賀市)の試合を視察した。

 視察内容を記録した「復命書」の所感欄には「幸先の良いスタートを切ることが出来た」「交通の便が悪く、観客も少なく、盛り上がりに欠けた」などと記載していた。

 しかし、文章は書き出しの一文を除き、職員が提出した復命書の所感と、句読点の位置まで全く同じだった。

 畑瀬副市長は、職員から文書データを拝借して貼り付けたことを認めた。議員は「議会はかつてオンブズマンから視察の所感をコピーしていたと指摘されて新聞沙汰になったが、今ではあり得ない」と苦笑。畑瀬副市長は「反省している。申し訳ございません」と神妙な面持ちだった。(上山崎雅泰)