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 14日のニューヨーク株式市場は、世界経済減速への警戒感から大企業でつくるダウ工業株平均が大きく反落し、前日比496・87ドル(2・02%)安い2万4100・51ドルで取引を終えた。5月上旬以来、ほぼ7カ月ぶりの安値水準となった。

 中国や欧州で発表された経済指標がともに投資家の期待を下回った。両市場で株安が進んだ流れを受け、ニューヨーク市場でも投資家がリスクを避けようという姿勢が強まった。米中貿易摩擦が引き金となり、世界経済が減速しかねないとの不安が広がっている。ダウ平均の下げ幅は一時、560ドルを超えた。

 日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが、ベビーパウダーに少量のアスベストが混入していたことを1970年代から知っていたなどと報じられ、同社株が10%下落したことも相場の重しになった。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も大幅下落し、前日比159・66ポイント(2・26%)低い6910・67で終えた。(江渕崇)