[PR]

 ラグビーのトップリーグ(朝日新聞社後援)の年間王者を決める総合順位決定トーナメント決勝を兼ねた第56回日本選手権決勝が15日、東京・秩父宮ラグビー場であり、神戸製鋼がサントリーを55―5(前半22―5)で下し、最多記録を更新する18季ぶり10度目の優勝を果たした。トップリーグではリーグ初年度以来、15季ぶり2度目の優勝となった。

 神戸製鋼は前半3分と12分にWTBアンダーソンが立て続けにトライを決め、12点を先行。サントリーは18分に新人尾崎のトライで追い上げた。神戸製鋼は37分、有田が相手FB松島のキックをチャージするとそのままトライ。22―5とリードして折り返した。神戸製鋼は後半も攻撃の手を緩めなかった。

 ラグビー日本選手権は1963年度に始まり、社会人と大学の優勝チームが対戦する方式が96年度の第34回大会まで続いた。大学側は同志社大、早大、日体大、明大、慶大が社会人王者を破って日本一に輝いたが、95年のアマチュア条項撤廃以降は双方の実力差が拡大。97年度からは社会人と大学の複数チームが参加するトーナメント方式が採用された。2015年度は社会人と大学の王者の対決が採用されたが、昨季から大学の出場枠は撤廃された。

 今季はトップリーグ順位決定トーナメントの4強以上の戦いが、日本選手権と兼ねて行われる形式となった。2019年ワールドカップ(W杯)日本大会に向けて日本代表の準備期間や選手の休養を確保するためトップリーグが短期日程となり、決勝も年内開催となった。