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 HKT48の指原莉乃さん(26)が15日、東京・水道橋の東京ドームシティホールで開かれたコンサートで、同グループを卒業すると発表した。指原さんは2013年と15~17年、AKB48グループの総選挙で1位に。大ヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」でセンターを務めるなど、活動を牽引(けんいん)する存在だった。

 アンコール明けのMCで、指原さんは「私、指原莉乃は、HKT48を卒業します」と発表。客席とステージが静まり返った。

 「ずっと卒業を考えてきた。みんなが大好きで、それに甘えて、卒業発表できなくて。今日かもしれない、今日かもしれないと思ってコンサートを進めてきました。この日のコンサートをスタッフから知らされた時、言おうと思いました。考えて出した結果なので、応援してもらえるとうれしいです。平成のぎりぎりまで一生懸命、アイドルとしてがんばりたい」と指原さんは時折、涙ぐみながらメンバーと客席に語りかけた。

 メンバーたちも涙を浮かべたり、呆然(ぼうぜん)とした表情を浮かべたり。指原さんが「こんなんで泣いてたらだめだよ、頑張れ!」と明るい声で励ますと、会場からは大きな拍手と声援が飛んだ。

 この日のコンサートは、HKT48の中心メンバーで、日韓合同ユニット「IZ*ONE」でも専任として本格的に活動を始めた宮脇咲良さん、矢吹奈子さんの2人を送り出す趣向で企画された。指原さんの卒業宣言は、メンバーにとっても観客にとってもまったくのサプライズだった。

 HKT48は現在、5期生まで約60人が加入している。「本当にHKTが大好きです。次のHKTを見てみたい。応援よろしくお願いします」と、指原さんは笑顔で締めくくった。

 指原さんは07年、AKB48の研究生オーディションに合格。12年にAKB48からHKT48に移籍し、HKT48の劇場支配人を兼任、ツアーの曲目選びや演出なども手がけた。来年4月28日、横浜スタジアムで卒業コンサートを、卒業後の5月28日にマリンメッセ福岡で、ファンへの感謝祭を開催するという。