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 河野太郎外相は15日、中東カタールの首都ドーハを訪問し、同国のアブドラ首相兼内相やムハンマド外相らと会談した。カタールは内戦下のシリアで拘束されたフリージャーナリスト安田純平さんの解放に尽力したとされ、河野氏は謝意を伝えた。

 河野氏は、昨年6月から続くカタールと同じ湾岸諸国のサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)との断交問題についても協議した。「解決のための架け橋となれることを、日本として何でもやっていく用意があると伝えた」と述べる一方、「簡単に解決できるとは残念ながら思えないのが現実」とも話し、早期の和解は難しいとの認識を示した。

 河野氏は15日からドーハで開催された国際会議に出席。14日にはヨルダンを訪問してサファディ外相らと会談し、二国間関係や地域情勢について意見を交わしたという。(ドーハ=高野裕介)