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 阪神・淡路大震災からまもなく24年。震災の記憶を引き継ごうと、小中学校の若手教員を対象とした「震災モニュメント交流ウォーク」が16日、神戸市中央区であった。

 震災の記憶がない教員が増えているため、神戸市教職員組合とNPO「阪神淡路大震災1・17希望の灯(あか)り」(略称・HANDS)が昨年から始め、今回が2回目。若手教員15人が参加した。震災を経験し、神戸市中央区のみなとのもり公園(神戸震災復興記念公園)の設立に携わった天川佳美さん(68)らの案内で、被災当時のまま保存されている神戸港の岸壁など、被災の状況がわかる場所をめぐった。東遊園地の慰霊と復興のモニュメントでは、震災で次女・朝美さんを亡くした神戸市兵庫区の大石博子さん(69)の話に耳を傾けた。

 神戸市内の小学校に勤める小林昇平さん(24)は、生後間もなく震災に遭った。今年教員となり、初めて震災教育に携わる。「今日聴いてきた話を子供たちに伝えられたら」と話した。(大木理恵子)