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 体と心の性が一致しないトランスジェンダーで、性別適合手術を受けたスペイン人女性のアンヘラ・ポンセさん(27)が17日、バンコク郊外で開催されたミス・ユニバースの世界大会に出場した。性別適合手術を受けた女性が同大会に参加するのは初めて。

 仏メディアなどによると、ポンセさんは幼いころから「自分は女性」と感じ、16歳でホルモン治療を始め、その後、性別適合手術を受けた。現在はモデルとして活動し、LGBTに対する差別に苦しむ若者も支援している。

 ミス・ユニバースは、2012年にカナダ予選で性別適合手術を受けた参加者を失格にしたことが批判され、その後、性別適合手術を受けた女性も参加できるようにした。ポンセさんは14日、AFP通信のインタビューに「私たちはもっと寛容で、(人の違いに)敬意を払える新しい世代を生み出すことができる」と語った。

 世界大会ではフィリピン代表のカトリオナ・グレイさん(24)が優勝した。(パリ=疋田多揚)