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 兵庫県宝塚市の西谷地区で野菜を育てる柴田邦雄さん(40)の畑は、一風変わっている。高さ3メートルの架台に195枚のソーラーパネルが並ぶ。農業と太陽光発電を両立させるソーラーシェアリングだ。

 旗振り役は「西谷ソーラーシェアリング協会」の古家(こいえ)義高代表理事(68)。4年前に1カ所目を稼働。地主らに設置を提案し、現在は8カ所に広がった。全国では、全国営農型発電協会の調査で、今年9月までに1314件を数える。

 経済産業省の統計では、水力を除く再生可能エネルギーの発電量が占める割合は、平成23(2011)年度の約3%から、平成28(2016)年度の約8%へと上昇している。

 同地区では、65歳以上の高齢者が4割以上を占める。古家さんは「ここは将来の日本の縮図。農地を若い就農者に貸して、地元の人は売電収入を得るというふうにすれば、お互いに利点がある」と話す。(矢木隆晴)

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