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 0:43「お目目(めめ)ぱっちりになっちゃって寝る気配ない……」

 1:13「旦那。言われんでもオムツくらい替えろ」

 4:02「寝かしつけ毎日格闘してます。ギャン泣きされると精神的にきます」

 毎日午前0時から5時まで、スマートフォンの画面上に母親たちが胸の内をつぶやく空間が開かれる。5月にできた育児アプリのチャット「深夜かけこみ部屋」。授乳やオムツ替えなどをするため、深夜に起きている親たちが匿名でぐちを言い、励まし合う。その数、一晩で平均700人。

 開設当初から利用する愛知県の女性(33)は専業主婦で、長女(2)と8カ月の息子に一日中つきっきりだ。ようやく息子を寝かしつけたと思ったら、長女がぐずり出す。いらだちから手が震え、長女を置いて別の部屋に閉じこもることもある。子どもは可愛い。でも、虐待のニュースを見るたび、「いつか、そっち側に行ってしまうかも」。友人や家族にこんなことは言えない。

 深夜、息子に授乳していると、世界で自分だけが起きている気分になる。泣きだした息子を夫に抱いてもらおうとするが、「おっぱいが欲しいんじゃない?」とすぐに戻される。

 そんなときも、スマホでかけこみ部屋を開く。出来事をつぶやくと、「本当にわかる!」「少し抱っこしただけで泣きやむわけないのに」。あっという間に返信が来る。画面の隅には、かけこみ部屋への参加者数が示される。顔も名前も知らないけれど、同じように深夜に起き、子どもの世話をしているママたち。

 「自分だけじゃないんだ」。子…

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