(味な人)北欧のスープ、心もあったか
大阪市中央区「ケイット ルオカラ」 南大助さん(57)、中島崇志さん(44)
爽やかな色使いの食器に、沢山(たくさん)の絵本が並ぶ、北欧の暮らしをテーマにしたスープ食堂。
アパレル一筋で働いていたオーナー・南大助さんの転機は約20年前、次男が生まれたことだった。ベビーカーで入れる店の少なさに驚き「子育てファミリーに安らぎを提供したい」と思い立つ。
雑貨や衣服を販売するうちに、辿(たど)り着いたのがフィンランドの考え方。人々の穏やかさだけでなく、生まれた子どもに国がお祝いを贈るなど、妊娠・出産・子育てと切れ目ない支援に感銘を受ける。「寒さが厳しい北欧の冬に体を温めてくれるスープを日本でも」と、フィンランド語でスープ食堂を意味する「ケイット ルオカラ」を2016年に開く。
40種類以上あるレシピから…
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