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 2018年12月17日。奈良市の春日大社であった「春日若宮(かすがわかみや)おん祭(まつり)」。奈良国立博物館の裏手に設置された「お旅所(たびしょ)」では、1千年以上の歴史を持つ雅楽団体「南都楽所(なんとがくそ)」が演奏を奉納していた。

 午後6時過ぎ。国土安穏を祈る「振鉾三節(えんぶさんせつ)」が始まると、ひときわ高らかに笛の音が響いた。音の主は楽団の指導役、楽師(がくし)を務める笠置慎一さん(57)だ。

 藤色を基調とした装束に烏帽子(えぼし)姿で、最前列に座っていた。円を描くように体をゆらしながら竜笛(りゅうてき)(竹製の横笛)に息を吹き込むと、冬の寒空に旋律が吸い込まれていった。

 演奏の出来栄えを尋ねると、「…

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