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 忘年会シーズンまっただ中。12月は酔客が駅のホームから転落したり、列車と接触したりする事故が1年で最も多く、鉄道各社が注意を呼びかけている。

 12月の金曜、午後11時台。この時間帯が最も危険だという。国土交通省の調査によると、酔客の駅ホームでの人身事故件数は2002年度から14年度まで全国で計1247件。12月は159件で、12月以外の平均の99件を大きく上回る。曜日は金曜が270件で最多。時間帯では午後9時台から急増し、午後11時台が265件でピークという。

 JR西日本では過去5年間のホームからの転落は12月が最多で計149件(酔客以外も含む)。毎年、忘年会シーズン前後に警戒を強める。14年に大阪市交通局(現・大阪メトロ)の協力を得て、ホームでの酔客の動きを防犯カメラの映像で分析した。その結果、酔客がベンチから立ち上がってまっすぐ歩き、転落するケースが全体の6割を占めた。意外にもホームの端を千鳥足でふらついて落ちるパターンは1割強だった。

 JR西によると、酔うと自分がいる場所やホームの端の位置が正しく認識できなくなるという。血中アルコール濃度が0・04%(ビール中瓶1本の飲酒が目安)を超えると視野が狭くなり、躊躇(ちゅうちょ)なくホームから足を踏み出してしまう恐れがあるという。

 事故防止のため、JR西は15年から線路に向かって配置していた駅ベンチを90度回転させ、酔客をホームから転落しにくくした。これまでに約3割の333駅で実施。酔客のホームからの転落は17年度は127件で、実施前の14年度から1割強減った。来島達夫社長は19日の定例会見で「お酒を飲まれたお客様の転落防止に効果があり、今後も設置駅を増やしていきたい」と述べた。

■ベンチの向き変え…

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