[PR]

 神奈川県茅ケ崎市立小学校のプールで7月下旬、小学1年生の男児が水を飲んで一時意識を失う事故があった。監視員の応急措置で意識を回復したものの、市から夏休み中のプール開放業務を委託された業者が、マニュアルで定められた救急車の手配をしていなかったことが明らかになった。17日の市議会一般質問で藤村優佳理市議が取り上げた。

 市によると、男児は学童クラブで訪れ、友人と水をかけ合って遊んでいるうちに、水を飲んで意識を失った。プールの監視員が人工呼吸をしたところ、意識が戻って走り回るほどになったという。監視員は学童クラブの支援員に病院に連れて行くよう伝え、男児らはクラブに戻った。連絡を受けた保護者が同日夕、病院で受診させ、異常がないと確認された。

 市の委託仕様書では、事故が発生した場合は、ただちに救助、応急措置をするほか、救急車を手配することになっている。市スポーツ推進課は「後から症状が出る恐れもあり、救急車を呼ぶべきだった。あいまいだった点を明確にし改善に取り組む」としている。(遠藤雄二)