かつて国民病だった結核の患者数は、戦後、減ってきたが、近年、結核への意識が薄れたことによる発見の遅れや、高齢者の発病増加、来日する外国人の新規発病など新たな問題が起きている。過去の病気と思わず、正しい知識を持ち、対処することが大切だ。
関東在住の会社員の男性(59)は今秋、せきが止まらず、近くの医療機関を受診した。胸部X線と血液検査の結果は肺炎疑い。しかし紹介先の病院で結核と診断され、即日入院した。
感染経路は不明だった。「何で俺が」と理不尽に思ったが、数日たつと不安に襲われた。「職場の仲間や知人に感染させてしまったのではないか」
約2カ月前から体調が優れなか…
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