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 2両編成のモノレール「ゆいレール」が、街の玄関口、おもろまち駅のホームに滑り込む。1日1万2千人が行きかう改札の向こうには、ショッピングモールやマンションが連なる。那覇市の新都心地区は、1992年に区画整理が始まった新しい街だ。東京ディズニーランドの約4倍、214ヘクタールの広さに1万世帯2万3千人が暮らす。この10年で人口は5千人増えた。

 ランドマークは東シナ海を見下ろす30階建てのツインタワーマンションだ。白いソファが並ぶロビーにフィットネスルームも備え、最高価格は約1億3千万円。沖縄県宜野湾市出身の自営業の女性(58)は、事業を軌道に乗せ、昨年、高層階に入居した。「まるで東京みたい。そこに引かれました」と話す。

 全674戸は完売し、購入者の半数以上が県内在住者。地元の不動産関係者は「ツインタワーが街の人気を決定づけた」。周辺の2018年の住宅地価は前年より16%ほど伸びた。

 新都心の一画、銘苅(めかる)地区で自治会長を務める前原信達さん(63)は新都心を「沖縄の希望が実現した街」と話す。

 一帯は沖縄戦の激戦地だった。戦後、米軍が集落を強制的に接収。「牧港(まきみなと)住宅地区」と呼ばれる米軍専用地区として、将校らが暮らす1千戸以上の住宅やプール、ゴルフ場を整備し、フェンスで囲った。

 前原さんの父は本島北部・本部…

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