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「水頼みには限界」方策探る

 水で流さなくていいトイレがある。旭川市の正和電工が売り出す「バイオトイレ」だ。20年ほど前から、橘井敏弘社長(71)が開発を重ねてきた。

 きっかけは母の介護だった。病院に見舞いに行った時、母が気まずそうに、おまるを隠した。「部屋ににおいがしないトイレがあればいいのに」と思った。

 使ったのはおがくずだ。し尿の9割は水分で、1割が有機物。わずかに無機物も含まれる。おがくずの中で水分を蒸発させれば9割が消滅し、有機物もほとんど微生物に分解されるという。

 排便後、スイッチを入れると鉄製のスクリューが回転し、おがくずと排泄(はいせつ)物を混ぜる。同時に温度を約50度に保つヒーターが作動し、大腸菌を死滅させる。においの元も消滅、分解されるため、水洗トイレより臭わない。残る無機物を含むおがくずは肥料になる。

 完成第1号のトイレはソファ型にした。普通のソファに見えるが、座面をめくれば便器が現れる。20年ほど使っても、においはしない。

 この技術を応用して、現在まで…

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