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 建築士にデザイナー、そして編集者。ひょんなことから善光寺門前に集った男女7人によるユニット「ボンクラ」が昨年末、解散した。結成から9年。空き家が目立つ門前に魅力を見いだし、若い世代が新たなにぎわいを生み出す。そう、ボンクラはそんな「再生」の先駆けだった。

 かつてビニール加工工場だったカネマツは、問屋街として栄えた善光寺門前の東町にある。明治期の土蔵などがつながった延べ500平方メートル。この大きく古い空き家が、事務所を探していた1級建築士の宮本圭さん(48)の目にとまった。

 宮本さんら20~40代の7人が集まり、設立が簡単で柔軟な経営ができる有限責任事業組合を2009年につくった。フランス語の「良い=bonne」とポルトガル語の「なおす=cura」に、「蔵」という意味も込めてボンクラ。家賃を払った上で、改修は自ら行い、カネマツは息を吹き返した。7人全員がここに仕事場を構えた。

 「地域活性化のためとかじゃな…

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