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 プロ野球パ・リーグの熱狂的なファンが集まる「純パの会」の会報がこの冬、200号を迎えた。1982年に結成され、36年。パ・リーグ愛を、冬の時代だった昭和から球界再編騒動を経て地域密着が進んだ平成まで温かくつづってきた。(笠井正基)

 節目となる200号の会報を発行した今月、悲報が届いた。「純パの会」設立のきっかけをつくった文芸春秋社の編集委員だった宮田親平さんが18日、87歳で亡くなった。

 宮田さんは1981年、「七たび生(うま)れ変(かわ)っても 我、パ・リーグを愛す」と題した文章を雑誌「Number」(文芸春秋社)に載せ、熱パの時代を呼びかけた。当時は巨人戦が毎試合のように地上波で放送されていた時代。パ・リーグは関西と関東に3球団ずつ偏在し、ファンは多くなかった。宮田さんの文章はファンの間で共感を呼び、同会は82年に結成。会報は翌年から隔月のペースで発行されてきた。

 入会資格はパの球団を純粋に愛して応援することなどが条件で、現在の会員は約300人。かつては「セの球団を見るのが嫌だから日本シリーズは見ない」「試合の勝敗より観客動員数を心配する」といったファンもいたそうだ。

 200号では、88年10月19日に近鉄が優勝をかけてロッテと戦ったダブルヘッダーから、今年で30年経った記念イベントを共催したことなどを詳報。日本シリーズでのパ・リーグ6連覇をソフトバンクホークスの苦難の歴史も交えて誇らしげにつづっている。

 同会の田中尚(たかし)事務局長(50)は「宮田さんのパ・リーグを愛した遺志を引き継いでやっていきたい」と語る。時代に合わせ、紙の会報だけでなく、SNSも活用していく方針だ。

■「選手がかわいそうだ…

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