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 山口県や隣の広島県で、「運転免許をとったら、まず訪れる」といわれるドライブスポットがある。その秘密を探りに車を走らせると、想像を超えるスケールの施設が待っていた。

 山口県岩国市玖珂町の幹線道路沿いの山道を進むと、突然、砦(とりで)のような建物が現れた。飲食店「いろり山賊」。山口や広島では「免許取ったら、いろり山賊」が決まり文句のようになっているらしい。

 店の入り口で、いきなり圧倒された。「山賊」と書かれた大きなちょうちん、時代劇のようなのぼり旗と、つるされた数十匹のこいのぼり。季節ごとに変える飾り付けも目を引く。12月上旬は、クリスマスツリーやサンタクロースの人形などが並び、和洋折衷の不思議な世界が広がっていた。

 敷地面積は、テニスコート25面分に相当する約6600平方メートル。いろりを囲む屋内のほか、木々の合間を縫うように計450席が広がる。神社があり、川も流れる。春には桜、秋には紅葉が楽しめる趣向だ。

 旅行の途中に立ち寄ったという京都市の新井友子さん(27)は、雪が舞うなか、迷わず外の席を選んだ。「自然の中で食事が出来る場所は見たことがない。まるで映画のロケ地みたい」と驚いた様子だ。

 運営するファミリーレストラン大学によると、多い日には1日約5千人が訪れる。年に2組ほど、結婚式や披露宴も開かれるという。広島市の三浦宏幸さん(62)は「何より店の雰囲気が魅力。並んで待つだけの価値がある」。山口県光市から来た浜松みどりさん(46)は「私が若いときから定番のドライブコース。息子の初めてのドライブも山賊だった」と話した。

 同社常務の高橋美代子さん(69)によると、「メニュー以外にも満足してもらえるよう、外観に力を入れ始めたのがはじまり」という。ただ、メニューもひと味違う。

 看板は、鶏串を炭火で焼き、甘…

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