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 脳卒中など緊急性の高い患者に対応するため、茨城県北地域で18日、遠隔画像診断治療補助システムの運用が始まった。脳卒中などの患者を受け入れた病院に専門医がいない場合、医療画像などの患者データをネットで院外の専門医に送り、指示を仰ぐことができる。

 受け入れ医療機関は、高萩協同、北茨城市民、慈泉堂、常陸大宮済生会の4病院。助言する診断補助医療機関は、日立総合、聖麗メモリアル、水戸医療センター、水戸ブレインハートセンターの4病院。

 18日に高萩協同病院で行われた実地訓練では、脳卒中の疑いがある患者のCTやMRIの画像を日立総合病院に送信し、専門医に治療方法を確認。高萩での投薬による措置や、日立に搬送し手術をするケースなどの対応をテストした。

 高萩協同病院の近藤匡病院長は「脳卒中に対して専門医が不足しているので、診療技術の向上につながる。ほかの病気にも応用できる」と話した。

 県北地域は、救急搬送の時間が長いこと、脳卒中の死亡率が高い傾向にあることなどから、県は最初に同システムを導入した。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(小松重則)