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 商業施設の大型開発計画が相次ぐ名古屋の都心に移転を表明した名古屋造形大学(愛知県小牧市)の山本理顕(りけん)学長(73)が、朝日新聞のインタビューに応じた。山本氏は世界で大型公共建築を手がける建築家で、新キャンパスは、地域住民とつながる工夫をこらして自ら設計。「地元の人が快適に感じる空間、都心にしたい」と話す。

 市営地下鉄名城線の名城公園駅そばの国有地にでき、2022年春に開学予定だ。地上5階建ての大型校舎の地上階に、南北に貫く「アートストリート」があるのが特徴。屋根の開口部から空が見えて開放感を演出し、住民らが自由に出入りできる。「両側にお店が並ぶ、商店街のような交流の場」を目指し、学生らには飲食店などの起業を募る方針という。「自分の作品を高く売ることだけが芸術の価値ではない。地域社会と関わり、どう貢献できるか実践してほしい」

 芸術分野の造形学部しかない大学だが、「美術」「映像文学」「地域社会圏」といった五つの領域にゆるやかに再編する。学生が学ぶ「スタジオ」が並ぶ校舎4階フロア(約7千平方メートル)には壁がほとんどない。机や椅子を自由に配置し、学生同士で交わって学んでもらうのが狙いで、「いろんな技術やアイデアを組み合わせ、名古屋の人の幸せのために何ができるか考える拠点」だと説明する。

 山本氏は、スイス・チューリヒ…

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