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 兵庫県丹波市は、がん、慢性腎臓病、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などの予防・早期発見・治療を充実させる健康づくりを目的に、大手医薬品メーカーの中外製薬(本社・東京)と「丹波市健康づくり推進プロジェクトに関する連携協定」を締結した。同社は活動の第1弾として、市内の保健師らを対象にがん治療に関するセミナーを市内で3月までに開くという。

 中外製薬の高田昌俊・関西統括支店長らが先月19日に市役所を訪ね、谷口進一市長と協定書に調印した。期間は1年間。

 協定では、保健師の教育と活動サポート▽がん検診率向上のためのイベントの共催▽疾病予防のパンフレットなどの共有▽かかりつけ医と専門医との連携推進――などを取り組み対象としている。同社は、市民向けの健康づくりセミナーに専門の社員を派遣したり、同市などが来年度開始に向けて開発中の「医療介護情報システム」についての相談に乗ったりして、市を支援する。

 同社は大阪府、兵庫県などの自治体と健康づくりで連携する活動を進めており、市が協力を呼びかけたという。

 締結式で、同社の高田関西統括支店長は「高齢化が進む中で、丹波市との取り組みを全国のモデルにしたい」などとあいさつ。谷口市長は「高齢化社会の課題解決が進む。医療・介護・福祉政策の礎にしたい。感謝します」と述べた。

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http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(鵜飼真)