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 青森県下北地方の「おいしい」「すてき」「すごい」を集めた下北ジオパーク認定商品に20日、むつ市大畑町の養殖ニジマスを使った北彩(ほくさい)屋の缶詰「海峡サーモン水煮」が選ばれた。同社が開発に3年かけ、1年前に発売。添加物を使わず塩だけで味付けてあり、程よく脂がのった海峡サーモンのうまみが味わえる。認定商品数は27点となった。

 180グラム入りで税別800円。同社加工場長の奥崎大輔さんは「原価を考えると価格は下げられず、売れ行きが心配だった」。ところが2年での完売を目指した最初の5千個が半年で売り切れ、8千個を追加製造することになったという。

 同社は海峡サーモンを生産している北彩漁業生産組合の商品開発、加工、販売部門。大畑川の淡水で稚魚から2年育て、さらに津軽海峡のいけすで8カ月養殖。約3キロになった魚を生食や切り身で販売している。

 小さめの個体が交じることが悩みで、そうした規格外も無駄なく使おうと、缶詰の商品化を考えた。その開発のストーリーが審査員に高く評価されたという。

 奥崎加工場長は「海峡サーモンは養殖とは思えないほど身に弾力があり、脂も程よくのっている。まさに下北ジオの恵み。首都圏の展示会にも出品しており、下北ジオパークの売り込みにも努めたい」としている。問い合わせは同社(電話0175・31・1868)へ。(伊東大治)