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 乗客にまぎれて「寅さん」が現れた、と思った。

 鉄道3社の駅がある茨城県筑西市の下館駅。JRと真岡鉄道の隣にある、関東鉄道(関鉄)常総線のホームに3両編成の列車が滑り込む。昨年11月下旬の休日の昼下がり。中高年の男女や親子連れら約90人が降りてきた。そこに姿を見せたのが、映画「男はつらいよ」の寅さんのそっくりさんだ。

 寅さんに扮するのは、植木定男さん(64)。車内で弁当やビールが楽しめる「ビール列車」の盛り上げ役だ。沿線にキリンとアサヒのビール工場があり、関鉄が2011年に始めたイベントだ。この日は、守谷―下館間を往復3時間かけて走った。

 あの名口上、「わたくし、生まれも育ちも――」と、同じ語り口でクイズを出す。「常総線の由来は?」。正解は「常陸と下総を結ぶから」だが、「賞品はバスで行くハワイ旅行」と笑わせた。企画1年目は運行2本で参加者120人だったが、17年度は21本、1700人の人気列車だ。

 植木さんは沿線の同県下妻市生…

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