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 内戦が続くシリアからの米軍撤退表明から一夜明けた20日、アサド政権のおひざ元である首都ダマスカスでは市民から歓迎の声が上がった。一方、過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦で米軍と共闘しながら、見捨てられた形になった少数民族クルド人勢力の支配地域では、「米国は私たちを裏切った」と抗議する声が広がっている。

 20日午後、ダマスカス中心部の市場。化粧品店で働く女性エクバルさん(45)は「米軍は勝手にシリアに入ってきて、問題を複雑にした。さっさと出て行ってほしい」と訴えた。

 内戦では、ロシアとイランの支援を受けるアサド政権が軍事的優勢を盤石にしている。政権は今年5月、ダマスカスと近郊の安全確保を宣言。市場の商店主たちによると、砲弾が飛来することはなくなり、買い物客は日に日に増えている。衣料品店に勤める男性(40)は「戦争前の生活が戻ってきた」と語った。

 一方、クルド人勢力が支配するシリア北東部。クルド人住民は米軍撤退表明に怒りと不安を感じている。クルド人勢力はIS掃討作戦で米国と共闘してきた。米国が国内の反対から大規模地上部隊をシリアに派遣できないため、クルド人勢力が地上作戦を担い、多くの死傷者を出した。

 クルド人住民は、撤退を表明し…

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