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 韓国や中国で流行している家畜伝染病を水際で食い止めようと、宮崎県家畜防疫対策課と動物検疫所門司支所が21日、宮崎空港で協力を呼びかけた。

 国際線利用者の増加が見込まれる年末年始を前に実施した。職員らは国際線カウンター前で、防疫対策の説明が日本語と韓国語で書かれたチラシやティッシュを配布。畜産物を持ち帰らないことや、必要がない限り現地の農場に立ち入らないことを呼びかけた。

 宮崎空港ではアシアナ航空など3社が国際線を運航。多い日は韓国・仁川空港に2便、台湾・台北空港に1便が往復する。

 農林水産省のまとめによると、昨年以降、韓国で11件の口蹄疫(こうていえき)、2件の高病原性鳥インフルエンザが発生。台湾でも3件の鳥インフルエンザが確認されている。また、アフリカ豚コレラが流行している中国からの乗り換え客も入国する場合があるといい、関係機関は警戒を強めている。

 動物検疫所は「休暇目的の渡航は防疫意識が低下することが多い。楽しい旅の間も注意をお願いしたい」としている。(大山稜)