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 2020年東京五輪の聖火リレーについて、出発地となる福島県の実行委員会は21日、スタート地点を沿岸部のスポーツ施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)とする案を決めた。年内に大会組織委員会に報告し、国際オリンピック委員会(IOC)の承認を得て、来年夏ごろに正式決定するという。

 Jヴィレッジは1997年、国内初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして開設。震災後は東京電力福島第一原発事故の対応拠点となったが、原状回復を終え、今年7月に施設の一部が再開。「復興の象徴」とも呼ばれ、県は聖火リレーの出発地にふさわしいと判断したとみられる。

 聖火リレーは20年3月26日、福島県からスタートし、4カ月かけて全都道府県を回る。21日の県の実行委員会は非公開で、リレーが通る県内のルート案も決まった。(石塚大樹、小手川太朗)