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 イスラム教に厳格な政治体制のもと、女性の権利が大きく制限されるイランで、慣習によって禁じられた男性サッカーのスタジアム観戦に挑戦する女性がいる。布を巻いて胸を隠し、付けひげなどで男装して入場を試みる。変革を求める行動がネット上で性別を超えた共感を呼び、じわりと政府も動かし始めた。

 2017年12月29日午後、男装した会計士ザフラ・ホシュナバズさん(26)はテヘランのスタジアムに向かっていた。幼い頃から憧れだった地元の強豪プロサッカークラブ「ペルセポリス」の公式試合がまもなく始まる時刻だった。

 化粧で眉を濃く塗り、あごに付けひげを貼った。胸の膨らみは布を巻いて隠した。緊張しながら身体検査をすり抜け、観客席への暗い廊下を歩く。ピッチの照明を感じ、サポーターの声援が聞こえたところで、涙があふれた。「人生で革命が起きた瞬間だった」

女性のサッカー観戦に対して、イスラム教に厳格な勢力の反対が根強いイラン。ザフラ・ホシュナバズさんも男装を見破られたことも。どのようにこのタブーに挑んだのでしょうか。

 ホシュナバズさんがタブーに挑…

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