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 25日は今年最後の天神様の縁日「終(しま)い天神」。菅原道真公をまつる彦根市馬場1丁目の北野神社では、新年に備えて氏子が境内の鳥居や「撫(な)で牛」のしめ縄を取りかえた。

 牛は銅製約1・5メートル。天神様の使いで、本殿で祈願を終えた後になでると、神様に決意を伝えるという。この日は瀧沢隆尚禰宜(ねぎ)が祝詞(のりと)をあげ、氏子9人が牛の首や鳥居などにかかっていた古いしめ縄を外し、新しいものを掛けて回った。

 北野神社は彦根井伊家2代直孝が、幼少期を過ごした群馬県安中市で信仰していた天満宮を1620(元和6)年に勧請(かんじょう)。彦根城の築城前に山上にあった彦根寺と合わせて「金亀山北野寺」とし、井伊家の守り神にした。(大野宏)