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 古代に朝廷で行われた年中行事のひとつで、庭園を流れる小川を前に和歌を詠む貴族の遊び「曲水(きょくすい)の宴(えん)」を15体の人形で再現したおひな様が東京で見つかり、奈良の庭園美術館に寄贈された。京都の老舗人形店が1907(明治40)年に制作した珍品とみられ、来年2月4日から一般公開される。

 おひな様は奈良の実業家・関藤次郎(せきとうじろう、1864~1931)が、東京で1905(明治38)年に生まれた孫娘の節句祝いのために贈ったものだった。関が造った庭園を保存する奈良市の公益財団法人「名勝依水園・寧楽美術館」によれば、関の孫娘の家族が都内の実家の蔵を整理していて発見。記録から由来が分かり、同美術館に寄贈した。

 曲がりくねった小川のある庭園を表す舞台(幅約3・6メートル、奥行き約0・7メートル)に、短冊を手に歌を詠む貴人など15体が配置されている。関が京都の老舗の人形店に発注した「一品もの」とみられる。名工と言われた人形師の12世面庄(めんしょう)が作ったとされ、「頭(かしら)」は青年や老女、おかめ顔など個性的で、装束もスタイルや柄が1体ずつ異なる。

 日本人形文化研究所の林直輝(…

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