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 歌人与謝野晶子生誕140年にあわせ、出生地の大阪・堺市が育てた桜の新品種「与謝野晶子」の苗木が、晶子が晩年を過ごした屋敷跡にある東京都杉並区南荻窪4丁目の区立与謝野公園に植樹された。

 低木の桜で、濃紅色の花が特徴。堺市がベルギーから穂木をもらって育て、昨年2月に公益財団法人日本花の会に新品種として認められた。「桜をこよなく愛し、短歌も多数残した」「情熱的なイメージに合う」などとして、晶子の名がつけられた。堺市は杉並区を皮切りに、ゆかりの地で植樹を進めたいとしている。

 植樹式は12月25日に実施。田中良杉並区長は「まちづくりの観点からも大きなものをいただいた。活性化を進めていきたい」と話し、竹山修身堺市長は「生まれた地から終焉(しゅうえん)の地に植樹することで、しっかり世界にアピールしたい」と話していた。堺市によると、この桜は今年から花をつけはじめ、来年には多くの花をつけるという。(青木美希)