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災害考古学 第3部

 時が止まったかのように、のどかな田園風景が広がる奈良県明日香村。かつて都が置かれたこの地には、今も500近い古墳や宮殿跡などの遺跡が点在し、多くの観光客をひきつける。歴史的な価値ばかりが注目されるが、遺跡には過去の大地震の記憶も確実に刻み込まれている。

 「まさか、ここまでとは」

 「飛鳥美人」などの極彩色の国宝壁画で知られる特別史跡、高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)。2006年、劣化した壁画が描かれていた石室をまるごと解体し、取り出すための発掘調査が行われた。現場で調査にあたった奈良文化財研究所(奈文研)の廣瀬覚(さとる)・主任研究員(43)は、石室上部を覆う土を掘り下げていくにつれ、墳丘内部にはっきり現れてくる無数の亀裂に驚きを隠せなかった。

 2年前の調査で、古墳には過去…

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