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 愛知県飛島村では、ネットワーク化した防犯カメラの運用が始まった。村内に設置した50台を一元管理できるのが特徴で、全国でも先進的な取り組みという。

 「安心カメラ」と名付けた防犯カメラは、村内の通学路など50カ所に設置。役場のサーバー室にある端末で、50台すべての映像を1カ所で見ることができる。データをすぐにダウンロードし、事件や事故の早期解決、行方不明者の迅速な捜索につなげることなどが期待されている。

 一般的な防犯カメラは画像データを本体のSDカードなどに保存しているため、データを取り出すにはカメラの設置場所に行く必要があった。村と蟹江署は、緊急時の画像データの提供や個人情報の保護など、適正な運用に関する協定を結んだ。久野時男村長は「犯罪の抑止や事件の早期解決など、村内の安全確保に有効活用できる」とした。

 名古屋港に近い臨海部にある飛島村は企業の事業所が立ち並び、財政が豊か。財政力の強さを示す「財政力指数」は全国1位で、地方交付税を受け取らない不交付団体となっている。(中野龍三)