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 群馬県大泉町は来年1月から、性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ制度」を施行する。東京都渋谷区や大阪市など全国9自治体が導入しているが、町によると県内では初めて。町村では全国初という。

 町は昨年3月、「あらゆる差別の撤廃をめざす人権擁護条例」を施行。パートナーシップ制度はその趣旨にのっとり、「すべての人の人権が尊重され、生きがいを持って暮らせる社会をめざす」として、条例に基づく要綱とする。

 20歳以上の町民らが対象。互いに配偶者がいないことを証明する戸籍謄本や住民票を添え、人生のパートナーであることを町長に書面で宣誓する。町は、町長名で証明書を交付する。

 パートナーに認定されると、町営住宅への入居などが認められるという。制度導入を公表した村山俊明町長は、「制度が悪用されないように調査研究もしていく」と話した。(長田寿夫)